畳工事には「裏返し」というメンテナンスの方法があります。
既存の畳の両端の縁(ヘリ)と畳表(たたみおもて)を丁寧に糸をほどき、その畳表を表裏ひっくり返して
再び縫い直す一番安価できれいになる方法があります。
※畳そのものをひっくり返すのではありません。
今回お世話になったお客様は前回工事(新築)されてから約10年たっておられましたので畳表を新しくする「表替え」か「裏返し」か迷われましたが状態もよさそうなので「裏返し」の工事をさせて頂きました。
引き上げた畳には畳表をタッカー針で止めてある畳もあり施工に少し気を使いましたが、裏面の状態も良くきれいに仕上がりました。
「裏返し」は畳を工場に持ち帰り、糸をほどき、既存の畳表を表裏ひっくり返してみて初めてどんな状態がわかるのでお客様のイメージに添えない場合もありますので、前回工事より5年から10年が目安と言われてますが少しでも早めの時期がコツだと思います。
また最近多い、縁なし畳や薄畳(15㎜仕上がり)等は裏返しができない場合もあります。
当店裏返し価格 ¥3500(税別)/枚 です。
施工日程の余裕があれば天日干しを無料でさせて頂きます。
よろしくお願いいたします。